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劇場版 ×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢 2/6





と、言うわけで
あの子の依頼でここに来たんだけど。



うわぁ!
おっきいお屋敷!



そうねぇ。
なかなか素敵なつくりじゃない。



うわぁ!



素敵と言うか
不気味ですよ。

で、一つ聞きたいんですけど
なんでこいつが居るんですか?



ぁ?



よ!



あ~ら
あたしと二人きりが良かった?



んな訳
あるか!






はぁ。
どうせ呼ぶならせめてひまわりちゃんも・・・



言っておくけど
あの少女は最初
あなたに頼んだのよ。
それをあなたはあたしに持ってきた。
この依頼をとくのは
あなた自身じゃなくって?



それじゃぁ侑子さん
どうして?



私は招待されたから来ただけ。
百目鬼くんは
あなたが一人じゃ心細いと思って
あたしが呼んであげたの。

百目鬼くんが手伝ってくれる対価は
あなたが作るお弁当1か月分で手を打っておいたわ。



そうめんでいいぞ。



勝手に
おれの労働力を取引するな!

てか、それ
弁当、無理!



ま、いずれわかるでしょう。



え?!






あれ?



どうした?



いや。
この仕事の依頼主なんだけど
自分の家の中に入れないって言ってたんだ!



入れるじゃないか。



だからおかしいんだよ!
鍵も使ってないのに。



この家が依頼主を持ち主と認めてない
という事でしょうね。
あたしたちは大丈夫みたいだけど。



あぁ・・・
ちょっと!

ぁ?

ぇ!






ようこそいらっしゃいました。
廊下をまっすぐ進んで下さい。

まっすぐ行けばいいわけね。
お邪魔しまーす!



あぁ・・・
ちょっと待ってくださいよ!

なんでリアクション
普通なんですか?
明らかにおかしいでしょ?
だいたいなんで人が出てこないんですか?



忙しいんじゃない?



忙しいって・・・
その手紙は書く暇があったのにですか?



筆まめさんなのね。
きっと。



はぁ。
侑子さん。

百目鬼
おまえからも何か言ってやれ!



心配しすぎると禿げるぞ。



誰が禿だ!






扉を引いて下さい。



壁?
これじゃ先に行けませんよ。



四月一日が開けてみなさい。



おれが?






それじゃぁ・・・



パチモンをつかまされたかと思って
ひやひやしたよ。



いやぁ
あれは意外と掘り出し物でしてね。






絶対おかしいですよ!
この家。
どんな構造なんですか?



ここからは
ここに居る人たちと話を合わせなさい。



え?!
どういう事ですか?






そないなコレクションをしてはるとは
いや
さすがは目の付け所が違いますわ。



いやぁ
とんでもない。
人様に見せられるような物ではありませんよ。



あらぁ
また新しい人が来はりましたぜ。
この業界では見ん顔やなぁ。
どこのどなた?



壱原侑子。
と言っても偽名だけどね。



ふん。



ははははは。
おもろい姉さんやないか。
で、姉さん
何、集めとりますの?

なんやね。
集めとる言うたら
コレクションに決まっとるやないの。

ここにおる者は皆
業界ではそこそこ名の通った
コレクターばかりやで。
この屋敷で
ごっついものが見つかる言うて
集まりましたのや。

ほれ。



あなたのコレクションは未完成です。
完璧なコレクションを目指したいのなら
是非、我が屋敷へお越しください。



未完成言われたら誰かて腹立ちますわ。
なんや、ようわからんけど
もし、ほんまにわてのコレクションが完璧になるんやったら
来るだけの価値はあります。

姉さんは何集めとりますの?



ぁ・・・



え~っと・・・
ん?



んひゃ!
モコナね・・・



あ!
馬鹿!
中に入ってろ!

ぁ・・・



侑子さんのコレクションは
ぬいぐるみです!



ワハハハハ!



信じられないくらい定番ですな。
人の集めない物を集めてこその
コレクターだというのに。



で、そっちの兄さんは?



切手。



ひゃはははは!



定番にもほどがある!



で、こっちの兄さんは?



え?
えーっと・・・
あ!
スーパーのポイント。



ワハハハハ!



それコレクションとちゃうのよ。



おい、この人誰が呼んだのよ?



はははははは!



ぁ?



へぇ~。
屋敷のパーティーか何かかな?
楽しそうだな。






でも、なぜお屋敷のご主人は
私たちの事をご存知だったのでしょう?
どなたかこの中に
お屋敷のご主人にお会いした事あるかた
いらっしゃいまして?



残念ながら。



あなたはどうです?



・・・



本当に不思議ですわ。



俺に言わせりゃぁ
たかが招待状一通でここに集まってきちまった
あんたたちの行動のほうがはるかに不思議だがね。



そういうあなたもいらしているじゃないですか。



一緒にするんじゃねぇ!

屋敷の主人め。
俺様のコレクションにいちゃもんつけやがって。
未完成だと?
ふざけるな!



んまぁ。



まぁお気になさらずに。

それにしてもこのテーブルの皆さんは
すばらしいコレクターでいらっしゃる。
もう、ただただ
驚嘆の吐息が漏れるばかりですよ。



何をおっしゃるの?



お若いのに謙虚な事。



僕は本当の事を言ったまでですよ。



そういうそちらこそ。



いえいえ、とんでも。



またまた・・・



いやいや・・・



どいつもこいつも・・・



ひけらかすのは初心者ゆえ・・・



まぁ所詮・・・



仲間を・・・



人並み以上に・・・



私の・・・



なんだ?この臭い・・・

おぅっ!



また何か見えているのね?



えぇ。
なんかもやみたいのが・・・
って何でしょうか?



コレクター同士の意地、見栄、妬み
そういうモノが渦巻いているんでしょうね。
この部屋に。



ぅ・・・



どうした?



おまえは何とも無いのかよ?



あぁ。



駄目だ!
我慢できない・・・






ぁ・・・



化粧室→



ぅ・・・



化粧室→



えーっと・・・



化粧室→



ぁ・・・?



化粧室→






こんなの・・・?



化粧室は階段の下。



ぁ?



痛・・・



う~ん・・・
とととととととと・・・
ぁ?



なんでこんな苦労しなきゃなんないんだって・・・



なに・・・

うわぁ!

とーととと
いて・・・



へいへいへい・・・
ん?



ぁ?



化粧室↓



ぁ?



うわぁー!
とう!



ぁ?



はぁ・・・



ん?



はぁ!



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劇場版 ×××HOLiC 真夏ノ夜ノ夢 1/6





憂鬱だなぁ。

いい加減に離れろよ!



離れた!



ぉ・・・
ぉ・・・
ぉ・・・
ぃ・・・

と・・・

ぁ?



なんだ。
四月一日か。



おまえから、ぶつかってきといて
なんだ!
は無いだろ!



道端でぼさっと突っ立ってるな。



ぁ?



邪魔だ。



なにぃ!
百目鬼のくせに生意気な!

ぁ・・・



四月一日くん。
百目鬼くん。



ひまわりちゃ~ん!



明日から夏休みだね。



いやぁ~。
でもおれは休み中ずっとバイトだから。



百目鬼くんは何か予定とかあるの?



特に無い。



そういうひまわりちゃんは?



あたしはね
お盆の間
親戚のお家に行くの。

でも、みんなと会えなくなるの
ちょっと寂しくなるな。



うん。
おれもだよ。
ま、どっちにしても
地獄のバイト三昧で・・・



おれは寂しくないぞ。



おまえに言ってないんだって!
いいからお前は一人で帰れ!
おれはここから
ひまわりちゃんとの帰り道を楽しむんだ!



それじゃぁ
あたし、ここで。



え?!



あぁ。
じゃぁな。



はぁ。



四月一日くんもね。



気をつけてね。



あぁ。
いとしの九軒ひまわりちゃん。
君がいればこその学校生活。

夏休みと言えば
普通の学生なら楽しみにするものなんだろうけど
おれにとっては辛い別れの時!



じゃあな。



おまえは勝手に帰れ!
シ、シ、しーだ!
へー。



来た!
あいつめ!

いくら百目鬼がいれば寄ってこないと言っても
あいつとは一緒に帰りたくないし
なんで
なんで、おればっかり
こんなもんに好かれなきゃならないって
見える
感じる
影響する
呪わしいんだ
まったくぅ・・・






世に不思議は多けれど
どれほど奇天烈
奇奇怪怪な現象も
人が居なければ
人が見なければ
幻のごとくに過ぎない。

人、人、人。
人こそ
この世で最も摩訶不思議なもの。






この
この
この
このこのこのこのこの
この
この
この

重い・・・

もう少し・・・



はぁ・・・






ぁ?



招待状。



なんだ?
これ?

ん?

ぁ・・・



主さまがお待ちかねです。



え?

お待ちかね?



です。



わ~い!
帰ってきた!

ぷぷぷぷぅ!



うは!
お帰りなさーい!



侑子さん?



四月一日。
お酒!



はぁ?!



お酒!

お酒!

お酒!



もう!
何かと思ったらいきなり酒ですか!
真昼間から!



純米
大吟醸



お気に入りの
純米 大吟醸
無くなっちゃったんだも~ん。



勢いで飲んじゃうからいけないんですよ!
まったくもう!

これはもう
どこの酒屋さんにも在庫ありませんよ。
一応、注文はしときますけど。

で、おれの雇い主の壱原侑子さん。
とりあえず、掃除に洗濯
庭の手入れに料理。
今日は何がお望みで?



ぜ~んぶ。



全部かよ!?



耳元で大声出さないでよ。

あなたがアヤカシを見ないように
そしてアヤカシがあなたに憑かないように
その望みを
アタシガ
叶えてあげてるんでしょ?



ん!
ん・・・



その代わり
それに見合う対価として
あなたはあたしに労働力を提供する。

まぁいいわ。
今日のところは
宝物庫の整理で許してあげる。



はぁ。
まったく。

ぁ!
そうだ。
これ。



招待状



ふ~ん。
招待状というより
挑戦状といった内容ね。



何て書いてあるんです?



知りたい?



ぁ・・・
ぁぁ。

いいえ!
知ったら知ったで
対価をよこせって言うんでしょ!
どうせ。






しっかし
一体どれだけあるんじゃ!



いっぱい。

いっぱい!

いっぱい!



もう!
こんなにあるんだから
どこかに引き取ってもらえばいいのに!



それは無理ね。
これは誰かに渡るためにここにあるだけだから。
私が集める気が無くても
集まってしまうんだから
仕方ないじゃない。



整理整頓が出来ない人ってのは
みんなそう言うんです!

ぁ?!
なんだ?
これ。



あはは。



うわ!



くすぐった~い!
あははは。

よ!
四月一日!
4月1日と書いてワタヌキ!



宝にまぎれるな!



た!



うくぅ・・・!



た!
ゴロコロコロ
コ・ロ・・・
ん?



ぁ?



見つけた。



ぁ?



あたしを
たすけてくれる人。



え~っと・・・
侑子さんのお客さんだな。
きっと。






ぇ?

何か?



いいえ。

あの
ここって・・・
本当にどんな願いでも叶えてくれるんでしょうか?



えぇ。
侑子さんが。



それがどんな願いであれ
必ず叶えて差し上げるわ。



ただし
それに見合った対価はいただく事になるけど。






あぁやって
おれと同じように罠に絡めとられて
侑子さんの毒牙にかかるんだ。



毒牙一発!

毒牙一発!



そこ!



キャァ・・・




どんな対価でも払います。
でも良かった。
初め聞いたときは信じられなかったんです。
どんな願いも聞いてくれる店があるなんて。
知り合いの占い師の方が
偶然ここを紹介してくれたんですけど。



この世に偶然なんて無いわ。
あるのは必然だけ。
あなたがここに来たのも必然という事。

だからあたしがそれを叶えるのも
必然という事になるわ。

あなたの願い
聞きましょう。



助けて欲しいんです。
長い間留守にしていた我が家に
帰れなくなってしまったんです。
鍵はこうしてあるのに。



ぁ・・・




あの家に・・・
帰りたいんです!






と、言うわけで
あの子の依頼でここに来たんだけど。



ツバサ・クロニクル ドラマCD 王宮のマチネ3 感想



たとえ芝居といえども
小狼くんに好きと言えない・・・
と悩むさくら。


一方で
変化の無いユキト王。
がっかりする神官トーヤ。


小狼はそんなさくらに
自分の言葉で話すように促す。


そしてさくらは・・・

記憶は失くしたけど
代わりに大切な物を手に入れました。



そう。
人は失くすものもあるけど
必ず代わりのものを手に入れている。



話をしている途中でさくらは・・・
小狼の事を思い出し口にしようとする。

しかし・・・



なぜこのようになったのかを説明するファイ。


その説明を聞き
悲しい事と感じたユキト王。


そして宝物蔵を開けるユキト王。


王として即位し
周囲が王として扱う事で
寂しさを感じたユキト王は
魔術師を呼び、心を切り離したという。



現実としっかり向き合い
前を向いて歩いていく者に
幸運の女神は微笑んでくれるのだと私は思う。



次の次元へ移動しながら
さくらは、いつかあの台詞が言えるようになるから・・・
と言っているが・・・


小狼とさくらが侑子さんに渡した対価は
二人の関係性。


一度切れてしまった関係性だが
旅をしていくうちに、再び二人が結ばれる事ができるのか?


これを聞いたときは
やはり二人が結ばれて欲しいと思いながら聞いていました。


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ここは・・・



そう。
ここは王族にしか開ける事の出来ない
宝物蔵だ。



待ってよ!
王様!



おれたちにも話を聞かせてください!



めきょ!



小狼!
羽根によく似た波動は
この中なの!



我が名はユキト!
この国を治める者なり。
閉ざされた扉よ。
王の名の下にその鍵を解き放て!



あれは・・・!






蔵の中には美しい光を放つ
宝石のような結晶が浮かんでいた。
けれどそれは・・・
姫の羽根ではなかった。






あれこそは・・・
この身から切り離された・・・
私の心です。
あれを失くしたがために・・・
私は
喜びにも
悲しみも
怒りも感じなくなりました。



いったい?!
誰がそんな真似を!?



私自身が望んだのです。



・・・



あれは私が王に即位して
半月がすぎた頃
私は密かに魔法の使い手を
王宮に招き
この国に古くから伝わる魔法を用いて
わが身から心を切り離したのです。



なぜそのような事をしたのです?!



その言葉遣いだ。



ぇ・・・!?



あなたと私は
幼馴染です。
それなのに私が王になってからは
あなたは私に敬語を使うようになりました。

いや・・・
言葉だけではありません。
以前のように心を開いて話をしなくなりました。



それは・・・
王に対する敬意から・・・



わかっています。
わかっているから・・・
誰にも相談できなかったんです。

けれど・・・
あなたと過ごす時間は・・・
私にはかけがえの無い物でした。

いつしか私は・・・
寂しさに耐え切れなくなりました。
そして気づいたのです。

わが身から心が無くなれば
苦しまずにすむと。



何という事だ・・・



小狼くん・・・
と言いましたね?



はい。



幼馴染を失う辛さは
私にもよくわかります。
だから・・・
あなたの境遇を聞いているうちに
私の中に
わずかに残った心が反応したのでしょう。



これから
どうするおつもりです?



あなたの辛さに比べたら
私の悲しみなど
小さい事がわかりました。

私は
切り離した心を
わが身に戻して
その辛さと共に
生きていく事にします。



王様・・・



ありがとう。
小狼くん。

あなたたちのおかげで私は
現実と向き合う勇気を手にする事ができました。



はい。






そして・・・
再び旅立つ日がやってきた。






もう
行ってしまうのだな?



はい。



旅の無事を祈っています。



ユキトさん・・・
いえ・・・
王様もお元気で。



おい、白饅!
今度こそ羽根のある国へ行けよ!



そんなの行ってみなきゃ
わかんないも~ん!



さぁ、そろそろ行こうか!



モコナもどきも
どっきどき!
かぁ~
ぷぅ~!






行ってしまったね。



はい。



あの・・・



何です?



せめて二人で居る時だけは
この私が・・・
王の辛さを和らげようと
心に決めました。



ほう?
どうやって?



二人で居るときは・・・
敬語を使いません。
お名前も呼び捨てにさせていただきます。



ふ。
ならば・・・
すぐに実践してください。
今ここに居るのは私たちだけですから。



はい。

では・・・
行こうぜ。
ユキト。



そうしよう。
トーヤ。






ねぇ、小狼くん。



何ですか?



せっかく覚えたんだから
あのお芝居・・・
いつかまた・・・
どこかでやろうね。



え?!
でも・・・



大丈夫。
いつか必ず・・・
あの台詞が・・・
言えるようになると思うから。



ぁ・・・
はい。



ツバサ・クロニクル ドラマCD 王宮のマチネ3 1/2


言えないセリフ。






私には言えない・・・
小狼くんに
好き
だなんて・・・

たとえお芝居の台詞でも・・・
言えない・・・






さくら、頑張って!



やっぱりあの姫を舞台に立たせるなんて
最初から無理だったみてぇだなぁ。



無理は十分承知してるよ。
でも、王様の心の病が治らなくちゃ
羽根の手がかりは得られないからね。






いかがですか?
王。
彼らの芝居をご覧になって
お心の具合は?



何も変化はありません。



そうですか。

やはり芝居をお見せしても
我らが王の心はこれまでと一緒だ。

それに役者は台詞を忘れて立ち尽くす始末。
これでは
我らが王の心を取り戻すなど
夢の
また
夢・・・か・・・






姫。
台詞が言えなくてもかまいません。
台本を無視して喋ってください。



だけど・・・
そんな事をしたら
お芝居が目茶目茶に・・・



ファイさんの書いた物語は
おれたちの旅が元になっています。
だから
何とかなります。



でも・・・



あとはおれが何とか辻褄を合わせますから。
姫は自分の言葉で語るんです。



自分の・・・
言葉・・・






私の記憶は・・・
羽根になって飛び散ってしまいました。
今では少し、羽根が戻ったので
旅に出る前のことも
思い出せるようになりました。
それでもまだ
たくさんの思い出を失ったままです。






あれ~?
さくらちゃん
アドリブだね。






記憶は失くしたけど
代わりに大切な物を手に入れました。

それは・・・
仲間です!

小狼くんに、ファイさんに
黒剛さんに、モコナ。
みんな私にとってかけがえの無い人たちばかりです。






さくら
いい事
言う!






この旅を通して
人も世界も一つではないという事を知りました。

だから、もしも私が記憶の羽根を失わず
次元を超える旅に出なかったとしても
どこかで必ず
みんなと出会う運命だった。
そう信じています。






オレたちはともかく
小狼くんとはとっくに出会っているんだよ。
さくらちゃん。



あのガキは決して言わねぇがな。






小狼くん
私たちもきっと出会う運命なんだよね?



姫・・・







違う・・・
私たち
ずっと前に
あってる!



あ!
記憶が・・・!



気のせいなんかじゃない!
ついこの間まで・・・
私は・・・!



駄目です!
それ以上は!



私は
小狼くんと一緒に・・・



ズキューン!



ぁ!






あの音・・・



おそらく
人ならざる力による物かと。






私・・・
今・・・
何をしゃべっていたのかな?

何だか・・・
とても・・・
眠い・・・



姫。
安心してそのまま休んでください。



うん。






さくら!
しっかり!



大丈夫だよ。
眠ってるだけだから。



これじゃぁ
お芝居は中止だね。



なんでぇ。
また骨折り損か?



一体何が起きた?!
先ほどの音はなんだ?!



小狼くん。
事情を説明してもいいかな?



はい。



この小狼くんとさくらちゃんは
実は幼馴染なんです。
でも、今の彼女は小狼くんと過ごした日々を
全て失っています。

そして、それは
決して戻らない。
たとえさくらちゃんが自分で思い出そうとしても
今みたいにその記憶は強制的に消去されてしまう。



ん・・・
なぜ・・・?
そのような事が・・・?



小狼くんがある人と約束したんです。
命の危機に瀕したさくらちゃんを助けるためには
彼女との関係性を対価として払う必要があったから。



では・・・
今後も?



はい。
姫がおれとの過去を思い出す事は・・・
決して無いでしょう。



悲しい・・・
話・・・
ですね。



ユキト王!



あの王様
とっても悲しそうな顔をしているの!



これまでとは
まるで別人みてぇだな。



もしかして心がちょっぴり戻ったのかも?



我らが王よ!
もしも心が戻ったなら
何があったのか
お聞かせください!



全てを話しましょう。
私についてきなさい。



羽根の手がかりをつかむチャンスかもよ?
さくらちゃんは
オレたちに任せて。



さっさと行け!



はい!



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